宝くじのあゆみ

時代とともに振り返る宝くじのあゆみ

昭和41年から昭和58年までの宝くじのあゆみをご紹介します。

完全消化の達成へ

昭和41年(1966)

宝くじの動き

  • 北海道宝くじ廃止(3月)。
  • 回転から矢の発射まで、すべて電動式の電動式大型風車型抽せん機が、東京都宝くじ抽せん会で初登場(7月)。
電動式大型風車型抽せん機
電動式大型風車型抽せん機
  • 当せん番号を日本中の新聞社や放送局へいち早く配送するテレファックス(文字電送送信機)が、共同通信社の協力で受託銀行に設置される(11月)。
  • 東奔西走と大忙しの「ミス宝くじ」。そこでもう1人、「ミス宝くじ」の誕生となる。名づけて「ミスドリーム」。
  • 最高当せん金が800万円と、いよいよ1,000万円に近づく(第64回全国自治、12月)。

宝くじ年間販売実績額

68億円

社会の動きと流行

人ロ1億を超える/いざなぎ景気/航空機事故続発/3C時代
〈言葉〉ミニ/黒い霧
〈うた〉バラが咲いた/星影のワルツ
〈他〉ビートルズ日本公演

昭和42年(1967)

宝くじの動き

  • 3年後の日本万国博覧会に協力するため、「日本万国博覧会協賛第1回近畿宝くじ」が発売される(4月)。
日本万国博覧会協賛第1回近畿宝くじ
日本万国博覧会協賛第1回近畿宝くじ
  • 9月2日を「宝くじの日」と決定。時効防止広報宣伝のため、宝くじデザイン展を開催。その後恒例となる。
  • 時効防止の願いを込め、年間の当せん番号集誕生。希望者へ無料配布。
  • グループ買いで高額当せん(500万円)したことが話題になり、グループ買いが流行し始める。
  • 昭和42年12月~43年5月全国で完全消化。

宝くじ年間販売実績額

79億円

社会の動きと流行

公害問題化/美濃部都知事誕生/自動車1,000万台超える
〈言葉〉蒸発/カッコイイ
〈うた〉世界は二人のために
〈他〉若者文化花盛り/怪獣ブーム

昭和43年(1968)

宝くじの動き

  • 「宝くじの日記念」くじ一斉発売(関東・中部・東北自治、近畿、西日本)。
  • 日本万国博覧会に協賛して3枚シートの「万博協賛第1回全国自治宝くじ」が登場(12月)。
3枚シートの万博協賛第1回全国自治宝くじ
3枚シートの万博協賛第1回全国自治宝くじ
  • 1等賞金が1,000万円の大台に(12月)。

第76回全国自治宝くじ 1枚100円

[1等賞金] 1,000万円

[当時の世相]
うちつづく太平ムードを人々は昭和元禄と呼んだ。消費も大型化し、宝くじ人気は一気に盛り上がる(12月)。

[当時の物価]

  • 軽井沢高級別荘地(733平方メートル)178万円
  • 18日間世界一周旅行70万7千円
  • 国産ニューモデルカー(1200cc)48万円
  • 国産ルームクーラー13万8千円
  • セパレートステレオ12万9千円


  • 年末1,000万円くじ以降、全地域連続完全消化に入る。

宝くじ年間販売実績額

97億円

社会の動きと流行

小笠原諸島日本返還/3億円事件発生/川端康成氏にノーベル文学賞
〈言葉〉ズッコケる/ヒッピー
〈うた〉恋の季節/帰ってきたヨッパライ
〈他〉ピーコック革命/太平ムードの昭和元禄

着実な人気に支えられて

昭和44年(1969)

宝くじの動き

  • 前年の大みそかの抽せんに引き続いて、史上二人目の1,000万円長者が「万博協賛第1回全国自治宝くじ」で誕生(1月)。
  • 本格的シリ一ズもの登場、名づけて動植物図鑑シリーズ。昆虫シリーズ(東京都)、植物シリーズ(関東・中部・東北自治)、鳥シリーズ(近畿)、魚シリーズ(西日本)。
昆虫シリーズ(東京都)
植物シリーズ(関東・中部・東北自治)
鳥シリーズ(近畿)
魚シリーズ(西日本)

シリーズくじ(各ブロック)

  • 宝くじの年間販売実績額が、118億円と、ついに100億円台にのる(枚数にして1億2千万枚。すべての日本人が1枚ずつ買ったことになる)。

宝くじ年間販売実績額

118億円

社会の動きと流行

アポロ11号月面着陸/GNP世界第2位/東名高速道路開通/原子力船むつ進水
〈言葉〉ニャロメ/フィーリング
〈うた〉黒ネコのタンゴ/時には母のない子のように
〈他〉「断絶の時代」の言葉はやる

昭和45年(1970)

宝くじの動き

  • 万国博会場に「宝くじドリームセンター」を開設(3月)。会場に設けられた売り場では、日本語・英語・仏語の3ヵ国語が印刷された「日本万国博覧会記念近畿宝くじ」が売り出され(4月)、連日大盛況、長蛇の列続く。
  • 宝くじ25周年を記念して、各ブロック宝くじが記念宝くじを発売するとともに、宝くじのシンボルマークを決定(10月)。このマークは平成7年3月まで使用された。
シンボルマーク
シンボルマーク
  • 昭和47年2月に開催される札幌冬季オリンピックに協賛して「札幌オリンピック冬季大会協賛第1回宝くじ」発売(12月)。
札幌オリンピック冬季大会協賛第1回宝くじ
札幌オリンピック冬季大会協賛第1回宝くじ

宝くじ年間販売実績額

130億円

社会の動きと流行

日本万国博開催/歩行者天国始まる
〈言葉〉情報公害/ウーマンリブ
〈うた〉今日でお別れ/走れコータロー
〈他〉SLブーム

昭和46年(1971)

宝くじの動き

  • 東京港開港30周年の記念宝くじとして、大型付票つきの宝くじ(第761回東京都)を発売(5月)。
東京港開港30周年記念くじ
東京港開港30周年記念くじ
  • 初の本格的な世論調査で宝くじ人ロ(年1回以上購入する人)は、なんと1,400万人と推定される(6月)。
  • 全国自治宝くじで、「宝くじの日記念」くじ(第93回全国自治)発売(8月)。
  • 年末くじで宝くじのメッカ東京・日劇前の宝くじ売り場にファンが殺到、発売開始の午前9時には3千人に達した。

宝くじ年間販売実績額

141億円

社会の動きと流行

ドル・ショック/環境庁発足/「ネズミ講」流行/天皇・皇后両陛下ご訪欧
〈言葉〉ガンバラナクッチャー/脱・○○/ヘンシーン
〈うた〉知床旅情/また逢う日まで
〈他〉スマイルバッジ大流行

昭和47年(1972)

宝くじの動き

  • 北海道、札幌市、川崎市が関東・中部・東北自治宝くじに、福岡市が西日本宝くじに加入(4月)。
  • 宝くじの図柄で長期のシリーズものが登場。東京都宝くじでは江戸百景浮世絵シリーズ50回もの、西日本宝くじでは郷土玩具シリーズ50回ものがスタート。
  • 「100回記念宝くじ」(全国自治、10月)が発売。
  • 「新しい沖縄の発足に協賛しよう」というスローガンのもとに、「第1回沖縄宝くじ」が発売される(11月)。
第1回沖縄宝くじ
第1回沖縄宝くじ
  • 昭和43年以降、全地域完全消化を続ける宝くじ人気はうなぎのぼり。後楽園特設売り場が設置される(12月)。

宝くじ年間販売実績額

166億円

社会の動きと流行

札幌冬季オリンピック開催/田中政権発足/日中国交回復を実現/老人問題深刻化/山陽新幹線開通/沖縄復帰
〈言葉〉あっしにはかかわりねえこと
〈うた〉どうにも止まらない/喝采
〈他〉上野動物園にパンダ来園/四無主義

昭和48年(1973)

宝くじの動き

  • 各地域でシリーズもの好評。東京都橋シリーズ20回もの。まだ採用していなかった近畿宝くじは風景シリーズ50回ものを、同じく、関東・中部・東北自治宝くじは浮世絵シリーズ60回ものを始める。
  • 東京都宝くじを最後に、末等賞金全域で100円となる(7月)。
  • 「宝くじの日」記念行事に、新しく「宝くじの日記念お楽しみ抽せん」(宝くじ敗者復活戦)が登場(9月)。
  • 「第1回沖縄国際海洋博覧会協賛宝くじ」発売(12月)。
第1回沖縄国際海洋博覧会協賛宝くじ
第1回沖縄国際海洋博覧会協賛宝くじ

宝くじ年間販売実績額

196億円

社会の動きと流行

石油ショックで節約は美徳と様変わり/江崎玲於奈氏にノーベル物理学賞
〈言葉〉オレ、ゴリラ/ちょっとだけよ
〈うた〉他人の関係/危険なふたり
〈他〉「日本沈没」ベストセラー/ハイセイコー人気

昭和49年(1974)

宝くじの動き

  • 沖縄県が全国自治宝くじ(1月)及び西日本宝くじ(2月)に参加。これで全国どこでも定期的に宝くじが発売されることになる。
  • へき地医療振興に必要な医師の養成を目的とするへき地医療振興自治宝くじが栃木県から発売される(4月)。
第1回へき地医療振興自治宝くじ
第1回へき地医療振興自治宝くじ
  • 史上初の前後賞付2,000万円くじ発売。1等は1,000万円だが、連番で買って前後賞各500万円に当たれば、「2,000万円長者」となれるとあって、人気上々(第109回全国自治、5月)。
  • 「500回記念宝くじ」(西日本、10月)が発売。
  • 「ミス宝くじ」が2人制となる。いままでの「ミスドリーム」を「ミス宝くじ」に名称を統一(10月)。
  • 東京都宝くじ江戸風俗シリーズ40回もの発売。

宝くじ年間販売実績額

267億円

社会の動きと流行

ゼロ成長時代へ/佐藤元首相にノーベル平和賞/三木政権発足
〈言葉〉節約は美徳
〈うた〉母に捧げるバラード/襟裳岬
〈他〉「超能力」ブーム

30歳を迎えて

昭和50年(1975)

宝くじの動き

  • 夢を売り続けて30年。「ダイヤルを回せば正夢が…」と全国で電話による宝くじ当せん番号案内の開始(5月)。「目で見る宝くじ30年史」(10月)、「夢は世につれ…宝くじ30年のあゆみ」(12月)などの発刊があいつぐ。
  • 東京都宝くじで、東京名所シリーズ61回ものが登場。
  • 「宝くじ30周年記念宝くじ」(第117回全国自治、10月)発売。

宝くじ年間販売実績額

350億円

社会の動きと流行

エリザベス女王来日/沖縄海洋博開催/国際婦人年世界会議
〈言葉〉チカレタビー/あんたあの娘のなんなのさ
〈うた〉シクラメンのかほり/港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ/およげ!たいやきくん/北の宿から
〈他〉映画「ジョーズ」爆発的人気

昭和51年(1976)

宝くじの動き

  • 全国自治宝くじ以外の宝くじの発売日と抽せん日が、同一曜日に統一される(4月)。

    東京都=金曜日

    関東・中部・東北自治=水曜日

    近畿=火曜日

    西日本=木曜日

    へき地医療振興自治=金曜日
    (なお全国自治は火曜日発売、金曜日抽せん)

    ※現在の発売日と抽せん日はこちらをご覧下さい

発売曜日案内ポスター
発売曜日案内ポスター

宝くじ年間販売実績額

513億円

社会の動きと流行

ロッキード事件/福田政権発足
〈言葉〉ピーナッツ/ぶっちゃけた話
〈うた〉ペッパー警部/岸壁の母
〈他〉カラオケブーム/ファンシー・グッズ流行

昭和52年(1977)

宝くじの動き

  • 「地方自治30年記念宝くじ」発売。史上初の官製往復ハガキによる予約発売方法がとられる(第133回・第134回全国自治、予約開始7月、発売8月)。
  • 年末の全国自治宝くじ、初のユニット制による予約発売(第136回全国自治、予約開始10月、発売11月)。
  • 西日本宝くじ「600回記念宝くじ」(4月)、近畿宝くじ「900回記念宝くじ」(6月)、関東・中部・東北自治宝くじ「800回記念宝くじ」(8月)、東京都宝くじ「1000回記念宝くじ」(9月)発売。
西日本宝くじ「600回記念宝くじ」(4月)
近畿宝くじ「900回記念宝くじ」(6月)
関東・中部・東北自治宝くじ「800回記念宝くじ」(8月)
東京都宝くじ「1000回記念宝くじ」(9月)

各ブロックの記念宝くじ券

宝くじ年間販売実績額

860億円

社会の動きと流行

企業倒産史上最高に/円急騰/米大統領、新エネルギー政策発表
〈言葉〉シンデレラ
〈うた〉UFO/津軽海峡冬景色
〈他〉スーパーカ一ブーム/巨人軍、王選手が世界最多のホームラン756号

ジャンボ時代到来

昭和53年(1978)

宝くじの動き

  • 「地方自治振興特別宝くじ」(第140回全国自治)で初の200円(1等・前後賞合わせて3,000万円)くじ登場、夢も賞金も倍増(6月)。

昭和53年「大型レジャー時代」

地方自治振興特別宝くじ 1枚200円
(第140回全国自治)

[1等賞金] 2,000万円

[当時の世相]
週休2日制の企業も多くなり、スポーツ、旅行と大型レジャー時代がやってくる。宝くじも前後賞を含めて3,000万円、マイホームも夢でなくなる(6月)。

[当時の物価]

  • 大型クルーザー430万円
  • アップライトピアノ65万円
  • 国産ビデオデッキ23万円


  • 回を重ねるごとにますます盛況の予約制宝くじ。
  • 年末に発売された大型宝くじ(第145回全国自治)の予約申し込みは400億円に迫る(予約開始10月、発売11月)。
  • 宝くじの世界の祭典「富くじ国際会議」次回(昭和55年)、日本での開催決定(10月)。

宝くじ年間販売実績額

1,256億円

社会の動きと流行

成田空港開港/嫌煙権大反響/植村直己氏、北極点単独犬ぞり行に成功/大平政権発足
〈言葉〉フィーバー/不確実性の時代
〈うた〉プレイバックPartⅡ/君のひとみは10000ボルト
〈他〉SFブーム

昭和54年(1979)

宝くじの動き

  • 宝くじ年間販売実績額が初めて1,000億円を突破し、1,256億円となる(昭和53年4月~54年3月)。
  • 予約制の特別くじの年3回(5月、8月、11月)発売を決定。
  • 1等・前後賞合わせて3,000万円の「市町村振興宝くじ」が予約制で発売される(第148回全国自治、予約開始4月、発売5月)。
  • 「サマージャンボ宝くじ」(第151回全国自治)から「ジャンボ宝くじ」と呼ばれるようになる(8月)。
最初のジャンボ宝くじ(第151回全国自治)
最初のジャンボ宝くじ(第151回全国自治)
  • 「年末ジャンボ宝くじ」(第154回全国自治)の抽せん会にジャンボ専用抽せん機として電光掲示式電動式大型風車型抽せん機登場(12月)。
電光掲示式電動式大型風車型抽せん機
電光掲示式電動式大型風車型抽せん機

宝くじ年間販売実績額

1,631億円

社会の動きと流行

石油価格引き上げ/第1回東京サミット開催/日米間に貿易摩擦生じる/初の国公立大共通一次試験/高齢化社会の到来/銀行強盗事件相次ぐ
〈言葉〉檄/ウサギ小屋/夕暮れ族
〈うた〉関白宣言/魅せられて
〈他〉インベーダーブーム/天中殺ブーム/「ドラえもん」人気爆発

昭和55年(1980)

宝くじの動き

  • 宝くじ「幸運の女神」(4名)が誕生(4月)。
  • 東京都宝くじ、へき地医療振興自治宝くじの発売日、抽せん日が木曜日になる(4月)。
  • 「レジャーくじ」登場。東京都宝くじ(4月)。近畿宝くじ(10月)。
  • テレビCM開始(4月)。
  • 300円くじが登場。「ドリームジャンボ宝くじ」(第158回全国自治、5月)。

昭和55年「宝くじジャンボ時代」

ドリームジャンボ宝くじ 1枚300円
(第158回全国自治)

[1等賞金] 3,000万円

[当時の世相]
省エネルギー政策のもと、公共料金等の大幅な値上げもあって、ますます節約ムードが高まる。ローン金利の上昇と共に、今まで過熱ぎみだったマンションブームにもかげりが見え始める。そんな社会状況を背景に「夢を与えてくれる健全な娯楽」として、いよいよ定着した宝くじは、1等賞金3,000万円、190本のジャンボ時代に突入(5月)。

  • 宝くじの世界の祭典「第13回富くじ国際会議」が東京で開催される(10月)。

宝くじ年間販売実績額

2,374億円

社会の動きと流行

大平首相死去/衆参両院ダブル選挙/鈴木政権発足/日中新時代(華国鋒首相来日)/円高、石油高騰/電力・ガス料金大幅値上げ(約50%)/アフガン問題/モスクワオリンピックボイコット/巨人軍、王選手現役引退
〈言葉〉さだはる/カラスの勝手でしょ/それなりに
〈うた〉ダンシング・オールナイト/青い珊瑚礁
〈他〉竹の子族/テクノポップ

昭和56年(1981)

宝くじの動き

  • 神戸ポートピア’81開幕。同展に「宝くじ館」開設、宝くじ自動販売機登場(3月)。
  • 売り場マーク制定(4月)。
売り場マーク
売り場マーク
  • 予約制宝くじの予約ハガキ1枚で、宝くじ20枚の購入ができるようになる(4月)。
  • 販売累計額1兆円を突破(8月)。
  • ポートピア’81閉幕。「宝くじ館」の来館者は、137万人(9月)。
  • 宝くじ売り場で盗難防止に威力、新鋭警報器登場(11月)。
  • 1等・前後賞合わせて4,000万円の「年末ジャンボ宝くじ」(第174回全国自治)発売(11月)。
  • 世界でも初めての宝くじ展示館「宝くじドリーム館」オープン(12月)。

宝くじ年間販売実績額

2,508億円

社会の動きと流行

ローマ法王、初の来日/スペースシャトル宇宙初飛行に成功/「神戸ポートアイランド博覧会」(ポートピア’81-3/20~9/15)/貿易摩擦/ヤンバルクイナ発見/樽ビール合戦
〈言葉〉なんとなくクリスタル/父は熟年、ぼくは塾年/コピー人間/ハチは一度刺したら死ぬ
〈うた〉スニーカーブルース/ルビーの指環
〈他〉ファッション喫茶/校内暴力/六面体パズル「ルービックキューブ」大流行/「トットちゃん」ブーム/ジャズ・ダンス

昭和57年(1982)

宝くじの動き

  • 宝くじ券のOCR化によるレイアウトの変更(3月)。
  • 自分の好みの番号が選べる新しい通信販売「宝くじナンバーサービス」開始(3月)。
  • ボーナス賞100万円の「春のボーナスくじ」(第1106回近畿)登場(4月)。
  • 新しい絵柄のシリ一ズもの宝くじ券登場(4月)。
  • お茶の間に興奮を伝えるテレビ抽せん会開始(5月)。
  • 普通くじに、インスタントくじを組み合わせた「ダブルチャンスくじ」(第104回へき地医療振興自治)登場(7月)。
  • スポーティーカーつき「サマージャンボ宝くじ」(市町村振興 第181回全国自治)発売(8月)。
  • 「オートチェッカー92号」(宝くじ当せん番号自動照合機)誕生(12月)。
オートチェッカー92号
オートチェッカー92号

宝くじ年間販売実績額

2,469億円

社会の動きと流行

ロッキード有罪判決/フォークランド紛争/産業スパイ事件/東北新幹線開業/中曽根政権発足
〈言葉〉そこんとこよろしく/ブリッコ/逆噴射
〈うた〉ウェディング・ベル/赤道小町ドキッ/北酒場
〈他〉「日本国憲法」がベストセラー、その他「吉里吉里人」「人間万事塞翁が丙午」

昭和58年(1983)

宝くじの動き

  • 旅行引換券つき「旅のドリームジャンボ宝くじ」(第189回全国自治)発売(5月)。
  • 「ダブルチャンスくじ」を関東・中部・東北自治宝くじ、西日本宝くじでも発売(6月)。
  • 宝くじ広報車「宝くじ号」誕生(7月)。
宝くじ広報車「宝くじ号」
宝くじ広報車「宝くじ号」
  • ジャンボ宝くじ予約券が、売り場でも配布される(10月)。
  • 1等・前後賞合わせて5,000万円の「年末ジャンボ宝くじ」発売、予約申込2,520万通に及ぶ(第194回全国自治、予約開始10月、発売11月)。

宝くじ年間販売実績額

2,765億円

社会の動きと流行

第二次臨時行政調査会答申/日本海中部地震/比例代表制参議院選挙
〈言葉〉笑っていいとも/友だちの輪/不沈空母
〈うた〉めだかの兄妹/矢切の渡し
〈他〉おしんブーム/ミニスカート復活/「積木くずし」

※宝くじ年間販売実績額は年度(4月~翌年3月)の数字