平成29年7月号(第841号)
平成28年度「宝くじ長者白書」がまとまりました。これは、平成28年度の1年間に1,000万円以上の当せん金を受け取りに来た高額当せん者(数字選択式宝くじの当せん者を除く)にアンケートを実施し、そのうち回答をいただいた1,277人(男性807人、女性470人)の結果をまとめたものです。詳細のデータはこちら!
http://www.takarakuji-official.jp/know/data/index.html
<男性>購入歴10年以上で60歳以上、30枚購入した山羊座の会社員K.Kさん
<女性>購入歴10年以上で60歳以上、10枚購入した水瓶座の主婦M.Kさん
男性の場合は、年齢60歳以上、宝くじを買い始めて10年以上になる山羊座の会社員で、30枚購入した、イニシャルがK.Kさん(たとえば、キムラ ケンジさん、クドウ カツヤさん)。
女性の場合は、年齢60歳以上、宝くじを買い始めて10年以上になる水瓶座の主婦で、10枚購入した、イニシャルはM.Kさん(たとえば、コバヤシ マサコさん、キタムラ ミサコさん)。
A型が475人(37%)でトップ。次いでO型が370人(29%)、B型が267人(21%)と続いています。
会社員が569人(45%、うち男性416人、女性153人)と最も多く、次いで無職(225人、18%)、主婦(160人、13%)と続いています。
男性は60歳以上が327人(41%)でトップ。次いで40代が174人(22%)、50代が150人(19%)となっています。
女性も60歳以上が188人(40%)でトップ。これに50代が112人(24%)、40代が86人(18%)と続いています。
「水瓶座」が123人(10%)で第1位。
第2位は「乙女座」と「山羊座」の120人(9%)、第4位の「牡羊座」が118人(9%)と僅差で続きました。一方、最も少なかったのは「蠍座」の81人(6%)でした。
「10年以上」の人が844人(66%)と断然多く、トップでした。まさに“継続が幸運を呼ぶ”方程式が成り立つ結果になっています。
しかし一方で、「今回が初めて」(46人、4%)で当せんを果たした、ビギナーズラックを味方につけた方もいるようです。
「ジャンボのみ」を買っている方が497人(39%)と最も多く、2位の「年数回」が306人(24%)で続いており、この2つを合わせると全体の6割以上という結果となっています。一方、「ほぼ毎回」買うという熱心な宝くじファンも101人(8%)いらっしゃいました。
宝くじを購入する理由は「夢を持ちたいから」が538人(42%)と4割以上を占めました。一方で、最も少なかったのは「お金が欲しくて一発勝負」151人(12%)でした。
お金だけではないワクワク感も宝くじの魅力だと感じている方が多いようです。
男性は「30枚」(172人、21%)、女性は「10枚」(130人、28%)が、それぞれ最も多くなっています。比較的多めの購入で高額当せんを狙う男性と、夢を追いながらも「しっかり型」の女性とで、姿勢の違いがうかがえる結果となっています。
売り場を選んだ理由で1番多かったのは「いつも買っているから」(523人、41%)でした。次いで「出かけたついでに」購入する人が464人(36%)となっています。普段購入する売り場とあわせて、出かけた先にあるいつもと違う売り場で購入してみるのも、幸運をつかむ一つの方法かもしれません。
「連番・バラの割合」にこだわって買ったという人が211人(17%)で最も多く、次いで「高額当せん売り場」が172人(14%)となりました。また「その他」と答えた方は約3割(28%)。自分なりのこだわった買い方を楽しんでいる人が多いようです。
当せんした宝くじを購入する際に、何らかのゲン担ぎをした方は約8割(78%)もいらっしゃいました。最も多かったのは「良い事があった時に購入」した方で(144人、11%)、ちょっとした幸運を見逃さずチャンスを広げているようです。
また、「その他」が541人(42%)となっており、独自のゲン担ぎを行っている方も多いことがわかりました。
購入してから抽せんまでの宝くじ券の保管場所については、「神棚・仏壇」が290人(23%)で最も多くなっています。また、2位は「机の引き出し」で276人(22%)。次いで、“携帯派”の「カバン・ハンドバッグ」、「財布」、そして「タンス」と続いています。
「当日」(109人、9%)、「翌日」(114人、9%)、「2~7日未満」(390人、31%)、「1週間以上~1ヶ月未満」(404人、32%)を合わせて80%となり、1ヶ月未満で換金されている方が約8割となりました。やはり比較的早めに換金して安心したい方が多いようです。一方で、「1ヶ月以上」経ってから受け取る方も197人(15%)いらっしゃいました。
当せんの喜びをゆっくりとかみしめ、落ち着いてから換金されたのかもしれません。
1,000万円以上という高額な当せん金、その気になる使い道は「貯蓄」すると答えた方が629人(49%)でトップ。次いで「借入金の返済」が203人(16%)、「旅行」が196人(15%)、「土地・住宅の改築や購入」が188人(15%)という順になっています。また「家族サービス・親孝行」(181人、14%)や「車の購入」(178人、14%)など、家族で楽しむために使う方も見受けられました。
気になる当せんの秘訣ですが、588人(46%)の方が「運」と答えています。第2位以下は、「継続」276人(22%)、「ひらめき」170人(13%)、「日ごろの行い」127人(10%)と続き、「運」以外の“何か”も大切な要素であるようです。