宝ニュース

平成27年11月号(第821号)

平成26年度の宝くじ時効当せん金は161億円

当せんを夢見て、お買い求めいただいた宝くじ。それにもかかわらず、当せん番号調べを忘れたりしてしまい、せっかく当せんしているのに、当せん金の支払期間中に換金しないまま、支払期限切れとなる宝くじの「時効当せん金」があとを絶ちません。宝くじの当せん金の支払期間は、当せん金の支払開始日から数えて「1年間」で、これを過ぎると「時効」となります。
ところで、当せん者が換金に現れず、平成26年度中に支払期限切れとなった宝くじ(数字選択式宝くじも含む)の当せん金は、161億円でした。これは平成25年度の宝くじ販売総額の9,444億円に対して、1.71%にあたります。
これらの時効当せん金の中には4億円以上の当せん金が1本あり、1億円以上の当せん金となると11本もあります。その当せん金は合計20億円にもなります。この金額は時効当せん金全体の約1割に相当します。
残りの約9割のうち大部分は、100円、200円、300円といった末等当せん金などで占められています。まさに「チリも積もれば山となる」のことわざ通りです。
こうした時効当せん金は収益金と同じく、発売元である全国都道府県及び20指定都市に納められ、公共事業等に役立てられています。このため、時効当せん金は決してムダにはなっていませんが、宝くじファンの皆さまには、宝くじは「買ったら調べて、当たったら換金」を忘れないようにお願いします。

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制作・著作 全国自治宝くじ事務協議会

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