平成27年10月号(第820号)
数字選択式宝くじの一つであるロト6は、平成12年10月5日に第1回の抽せん会が行われ、平成27年9月7日に1000回目の抽せん会を迎えました。
この記念すべき日に、プロフィギュアスケーターの織田信成(おだ のぶなり)さんと、宝くじ専門誌の石川修(いしかわ おさむ)編集長が、「東京 宝くじドリーム館」で行われた記念イベントに駆け付けてくださいました。
当日はあいにくの雨にも関わらず、報道関係者の他、織田さんのファンの方にも大勢集まって頂き、東京 宝くじドリーム館はたくさんの熱気に包まれました。
イベントが開始され、織田さんが登場すると、織田さんのファンから黄色い声援が。織田さんも「恐縮です」とハニカミながら声援を受け止めていました。そんな織田さんも実は宝くじのファンとのことで、司会から「ロト6は購入したことがありますか?」との質問に「いつも数字を楽しく選んでいます。当たる当たらないではなく、数字を選ぶときのドキドキ感が良い」と織田さん。「結果はいかがですか?」と聞かれると「結果は秘密!」とキッパリ。「何億当たったかは言えない」と、あたかも高額当せんをにおわすような発言で会場を盛り上げました。
早速、石川編集長に当せんするためのコツを伝授して頂きながら、記念すべき1000回の抽せんに向けて数字を選ぶことに。
一つ目のコツは『自分と関係する数字を選ぶ』でした。石川編集長は「誕生日でもいいですし、ラッキーナンバーがあればそれでも問題ありません」とアドバイス。これを聞いた織田さんは、「うーん、悩むなぁ」と考え込んだ結果、「4で!」と数字を決定。「やはり4回転ジャンプが自分の中では大切なものなので」と理由を語りました。
二つ目のコツは『連続する数字』でした。石川編集長いわく「例えば、4であれば、3と4、もしくは4と5のような数字となります。過去に連続した数字が出た抽せん結果は5割以上もあるんですよ」と独自の統計結果を発表。織田さんは「じゃあ3にします!4回転・3回転のジャンプの連続技が得意なので!」と数字を決めると、ファンからも大きな拍手が。石川編集長も「自分にまつわる数字でもあるので良いと思います」と太鼓判を押しました。
最後のコツは『下1ケタが同じ数字』でした。「例えば01を選んだのであれば、11や21などです。過去にこのような数字が出た抽せん結果は、なんと7割以上です」と石川編集長が解説すると、これを聞いた織田さんは「ほとんど当たってるじゃないですか!」と興奮気味。「そうしたら3の下1ケタが同じ23にします。結婚した年が平成23年なので。すみません」と半分ノロケながら数字を選んでいました。
4つ目の数字は今までのアドバイスを元に「2」を選択。石川編集長が「選んだ数字に偏りがあるので、高額当せんが期待できます」とコメントすると、会場のファンから「おー!」と歓声が上がりました。
5つ目と6つ目の数字はスケートにかけて”すべらない(面白い)数字選び”と題して、織田さんならではの数字の発表をすることに。織田さんは5つ目の数字を決めるために、満を持してステージのセンターへ移動すると、プロフィギュアスケーターらしい、優雅な縦一直線のポーズを決め、そこからクルっと1回転して両手を前に差し出したポーズを披露。すると会場からは大歓声。司会から「今は何の数字を選んだんですか?」と聞かれると、「分かりませんでした?1と9で19ですよ」と織田さん。「1は分かりますけど、9はちょっと・・・。」と困惑気味な司会を見て、「クルっと回ったでしょ、クルっと、キュっと、きゅう、9、ですよ!」と織田さんならではの数字選びで会場を沸かせました。「あと、19歳はシニアデビューした年で成績がとてもよかった。現役時代のピーク」と自虐ネタでさらに笑いを誘いました。
最後の6つ目の数字選びでは、ゴリラのモノマネを披露し、会場が笑いの渦に包まれました。司会から「これは有名なゴリラのモノマネですね!生で見れて感激です!でも、数字が分かりません」と言われると、織田さんは「ゴリラの5ですよ!」と必死に説明。この数字選びに石川編集長も「19(イ・ク)と5(ゴー)で、当せんに向かっていくという前向きな感じが良いですね!」と大絶賛し、織田さんも自分の予想に自信を持ったようでした。
数字選びが終わり夢が膨らむ織田さんは、4億円が当たった時の使い道について司会から尋ねられると、「今までは大金が手に入ったらスケートリンクを建てたいと話をしていたんですが、4億円で超豪華なキラキラの衣装を作りたいですね。転ぶたびに何千万円が、と考えると絶対に転べないから、さらに上達するかもしれない。プロフィギュアスケーターとして本望な使い方ですね」と織田さんならではの夢を語りました。
最後に宝くじファンへ一言求められると「予想を振り返ると、意外と自分にまつわる数字って多いんだなと思いましたし、そうやって数字を選ぶことがとても楽しかったです。ドキドキが楽しいし、当たったら最高にハッピーなので、ぜひ皆さんもチャレンジしてみてください!」と織田さん。最後まで織田さんファンの声援に包まれた記念イベントとなりました。