平成23年度公益法人社会貢献広報事業
効果検証について

平成23年度公益法人社会貢献広報事業について、事業実施後の効果検証を行いました。
効果検証では168件の申請のうち、採択された154件の助成事業について成果物を全件チェックし、適正であることを確認した上で、望ましい社会貢献広報事業について議論を行い、意見を以降の助成方針・選定基準に反映しました。
助成対象 主な意見
冊子の作成
  • ●主に団体の内部会員・関係者向けの連絡事項が掲載されているような機関誌は公益性が低く、宝くじのイメージアップにつながるとは考えられず、助成対象として望ましくない。
  • ●冊子を配布するに当たっては、ただ図書館に送るだけでなく、手にとってもらえるような工夫が必要である。
  • ●記事が特定の分野に偏っていたり、専門的過ぎて一部の人しか関心を示さないものは助成対象として望ましくない。
  • ●子供向けの冊子では、「宝くじのコラム」等を掲載し、子どもにも宝くじについて知ってもらえるような工夫をしてもらう。
  • ●宝くじの社会貢献広報を行うことで、逆に宝くじの持つ全国的な知名度を利用して特定事業のイメージアップを図っているようなものは不可。
パンフレット等の作成
  • ●ほぼ全ページに宝くじ社会貢献広報の指定広告以外の広告が載っているようなものは助成対象として望ましくない。
  • ●内容が一般向けでなく、特定の人にしか参考にならないようなものは、国民の生活に役立つとは言えない。
施設等の設置
  • ●人通りの多い場所に設置する施設や車両等による社会貢献広報は、機関誌などと比べると一定の広報効果が認められ、助成対象として望ましい。
  • ●宝くじ社会貢献広報の指定広告は、目に留まるような目立つところにしっかり置いてもらう必要がある。
ポスターの作成
  • ●ポスターによる「広報」というのは直接国民生活に役立っている事業とは言えず、「広報」のポスターに宝くじの社会貢献広報を掲載するというのはあまり望ましくない。
  • ●内容が一部の人向けのものは認められない。
小物(絵本など)の作成
  • ●障害児を対象としているものは、公益性が高く、宝くじの社会貢献広報として望ましい。